もくじ
管理人yutakaです。
現在の私は50歳を過ぎて脱サラし、アフィリエイトで生計を立てようと奮闘する日々を送っています。
ふっと、前職で知り合った友人が、脱サラしてペンション経営に失敗し運営継続を断念した話を思い出した。
世の中では、副業解禁や大手企業の早期退職募集開始などのニュースをよく耳にする。
今まさに一刻も早く脱サラしたいと考えている方や、脱サラしてペンション経営がどうだろうか?と夢を描いている方も居るかも知れない。
私のアフィリエイトで脱サラに関することは、下記記事をご覧ください。
私は、テレ朝の【人生の楽園】が好きで良く見ているが、取材される方は成功者のほんの一例だろう。
今回の記事では、脱サラしてペンション経営を考えている方の参考になればと思い、今の私の脱サラして、ペンション経営はどうかについて考えてみたい。
脱サラでペンション経営に失敗|経験者の友人に学んだこと
私が、ホテルで働いていた頃、系列店にとある大きな公園の中にあるお蕎麦屋さんがありました。
ホテルもお蕎麦屋さんも観光地なので、繁忙期は同じですが、私は本社配属だったのでシフトに穴が開いたときにいつでも動けるようフリーな立場で働いていました。
そのとき、たまに手伝ったのが、今回の記事の主人公であるMさんが店長をしている大きな公園の中にあるお蕎麦屋さんです。
見るからに人の良さそうなMさんは60歳も近いというのに、何故かアルバイトでお蕎麦屋さんの店長をしていました。
しばらく通っているうちに打ち解けて、休憩時間にいろいろと話をするようになりました。
すると、実は脱サラしてペンションを経営していたんだが、バブル崩壊と共に失敗して廃業してしまったとのこと。
ローンが残っているペンションを自宅として使うしかなくて、現在はそのペンションから通っているとの事。
ペンション経営で脱サラ・起業して失敗してしまった先輩の話を、思い出せる範囲で記しておきたいと思います。
脱サラした友人がペンション経営に失敗した実態
Mさんが、客室10部屋程のペンションを開業したのは1980年頃のこと。
ペンションブームに乗っかって、サラリーマンを早期退職してローンを組んでのスタートだったそうです。
奥様と二人三脚で順調に経営をされていたそうですが、バブル崩壊と共に経営は苦しくなる一方だったとのこと。
細々とペンション経営を続けていたものの、ある日奥様が病気で倒れられて、闘病生活を余儀なくされてしまいました。
Mさんのペンションは人を雇って経営できるほどでは無かったので、やむなく廃業されたとのことです。
仕方なく、ペンションの廃業以降はアルバイトで生計を立てながら、ローンの返済と奥様の看病を続けています。
私は「大変ですね」と声をかけました。
ところが本人はあまり感傷に浸るわけでも無く、「好きなようにやってこれたので後悔もしていないし自分は元気なので毎日楽しいよ。」と軽く返されました。
傍から見れば、脱サラして一国一城の主なんてかっこつけてペンションなんか始めちゃって失敗したかわいそうなおじさん・・・。
しかし、一度、脱サラという壁を乗り越えた方は強いのかなと思いながら、まわりの同業者の方のことを教えていただきました。
地域のペンション仲間の組合みたいなものがあり、最盛期はとても盛り上がっていたようですが、最近はいい話は聞かないとのこと。
ふっと、そういえば私がまだ中学生の頃、妹の同級生が親がペンションを始めるので転校したという話を思い出した。
早速、妹に連絡を取り場所を聞くと、どうやらMさんのペンションの近くらしいことが分かった。
Mさんに「ペンション○○」ってご存知ですか?と聞くと「ああ、○○さんね。知ってるよ!」とのこと。
ペンションの組合では、ペンションの建物名でオーナーを呼び合うとのこと。
ひょんな所からMさんに親近感を覚えた私でした。
脱サラでペンション経営の失敗の可能性は高いか?
なぜ?Mさんはペンション経営に失敗してしまったのだろうか?
繁盛していた時の様子を伺うと休みは無かったそうです。
そして、夫婦二人で、集客・顧客管理・掃除・ベッドメイク・料理・配膳等々をたんたんとこなす日々。
最終的な失敗の原因はとなると、お客さんが減ったことなので、集客に問題があったことになりますが、そもそも仕事量に問題は無かったのでしょうかと疑問が残ります。
Mさんのペンションが繁盛していたときの集客法を聞いたことがあります。
想像するに容易ですが、殆どが紙媒体ですよね。
雑誌や、新聞がほとんどで、Mさんは特に雑誌に力を入れていたそうです。
今はどうだろうか?
私が勤めていたホテルでは、集客の80%はインターネット経由。
しかもインターネット経由のお客様のうち70%は楽天トラベルでした。
バブルが崩壊して経済状況の変化への対応も当然必要でしょうが、今のペンション経営でもインターネット集客の力は大きいのだろうと思う。
Mさんのペンションのエリアでも、廃業してしまったりこれから廃業予定の売りペンションが多く見受けられるようです。
私は、脱サラして起業するにあたりアフィリエイトで生計を立てることを目指していますが、これから脱サラを考えている方はペンション経営も良いのでは無いでしょうか?
インターネットの力を借りれば、集客の問題はMさんがペンションを経営されていた頃よりは改善される気もします。
しかし、Mさんに聞いた限りの範囲ではありますが、ペンション経営で失敗しないためには相当な事業計画が必要だと思います。
脱サラでペンション経営に失敗?経験者の友人に学んだこと|まとめ
脱サラと聞くと、「やっぱり、田舎でゆっくりしたいから農家かなぁ?」とか、「自分のお店を持ち一国一城の主になるのが夢!」と、飲食店などの店舗をイメージする人も多い。
インターネットが整備され、スマホがここまで普及した現在は、私達の親の世代とは働くことへの選択枝や考え方は大きく変わっている。
ちょっと気の早い話かも知れないが、サラリーマンという生き方が少数派になり、「脱サラって何?」という時代が来るかも知れない。
どこかの会社に勤めている事、そして同じ仕事を長く続けることを良しとしてきた親の世代には分からない感覚かも知れないが、現実である。
ペンションの経営に失敗したMさんは、一度は経営者の道を選んだものの時代の流れに挫折して、勤め人に戻ってしまった。
私は、働き方改革などといわれ、経済状況が変化するなか、アフィリエイトを本業として生きていきたいと奮闘中である。
最後までお付き合いいただき有難うございました。
コメント