バイク屋を個人で経営する時の注意点|大切なユーザー目線

バイク屋を個人で経営する時の注意点|大切なユーザー目線 脱サラ

管理人yutakaです。

脱サラして、バイク屋を個人で経営してみようと思い立った。

好きこそものの上手なれとはいうものの、いきなり開業して大丈夫だろうかと不安もよぎる。

悩んでいるうちに月日は流れ、チャンスが音を立てて遠のいていくのを感じる。

もたもたしてはいられない、諦めるなと心の声が聞こえる。

2018年は副業解禁元年ともいわれ、働き方改革とあいまって、サラリーマンを続けていく意味も分からなくなってきている。

私は、脱サラしてアフィリエイトで生きていこうと挑戦中です。

アフィリエイトで脱サラに関しては下記をご参照ください。

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脱サラしてバイク屋を個人で経営していくことに関する記事は下記をご覧ください。

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この記事では、バイク屋を個人で経営する時の注意点をまとめておきたいと思います。

バイク屋を個人で経営する時の注意点

バイク屋を個人で経営する時の注意点

独立開業して、好きなものに囲まれて同じバイクという共通項を持つお客様と同じ時間を過ごしてお金になる。

理想を描けば夢は果てしなく広がるが理想と現実は違うと言わざるを得ないと思います。

整備に自信があるとか、メンテナンスなら任せてくださいとかは、競合店も同じでしょう。

お客様がバイク屋を選ぶポイント

バイクは一生に一度とは言わないが、そうそう何度も買い換える人は少数派だと思います。

ツーリングがメインなのか、通勤・通学で使いたいのか、それぞれバイクを選ぶ動機も違ってくると思います。

お店が近いほうが良いと思うお客様もいれば、綺麗でおしゃれなお店じゃなきゃ嫌だとか、アフターサービスの充実を求めてくるお客様もいることでしょう。

お店を経営する側としては、精一杯の努力をしたつもりでも、気に入られなければ収入はゼロ。

厳しい現実が待っています。

バイク屋を個人で経営する場合、大手では出来ない自分にしかできない強みを出しつつ、様々なお客様に対応できるよう接客も磨かなければならないでしょう。

特徴のある選ばれるバイク屋を目指す

自分が、バイク屋を出そうとしているお店の近くのバイク屋の特色はなんでしょうか?

近くのバイク屋の特色を掴み、そのお店とは違う自分のお店の個性を出して多くのお客様に選ばれる工夫。

お客様があなたのお店を選んでくれる明確な理由はいくつあるのか?

今は、お店を出せば売れる時代でもないし、消費税の増税もあり、お客様の財布の紐もなかなか固く閉じられているのでは?

バイク屋を個人で経営しているからこその強みを見つけられれば、逆にそれは成功への第一歩ではないでしょうか?

自分が、床屋や整体院を選ぶとき、何を基準に選んでいるかとふと我に返ってじっくり考えてみると分かることもあるでしょう。

バイク屋の種類によるメリット・デメリット

バイク屋の種類によるメリット・デメリット

バイク屋さんには、ディーラーと呼ばれる正規販売店、大型のチェーン店そして個人が経営している町のバイク屋さんがありますね。

それぞれ、お客様からするとメリット、デメリットがあります。

自分のお店のイメージを描く上でも、押さえておいた方がいいですね。

正規販売店(ディーラー)

正規販売店でしか購入できないモデルのバイクが購入できたり、ニューモデルの試乗車に乗れたり、新車やパーツの納期が早いのがメリットの代表。

そして、メーカー純正のアクセサリーが揃っていることなども長所になります。

デメリットとしては、お店のスタッフと仲良くなってしまうと他のメーカーのバイクに乗り換えづらくなること。

とは言っても社員でもないのに、ひとつのメーカーに縛られる必要は無いのでそんなに重要な事では無いような気もしますね。

大手チェーン店

正規販売店と違い、多様なメーカーのバイクを選べる事が最大のメリット。

最大手の大型店は全国に300店舗ほどあるので、万が一、引っ越しなどで遠方に移住しても、最寄り店で同等のサービスが受けられるので、安心ですね。

ツーリングも店舗が全国各地にある大型店の場合は安心できるし、中古車の在庫も豊富に取り揃えてあるので、全国各地から取り寄せが可能なこともあります。

デメリットとしては、せっかく仲良くなったスタッフが入れ替わることがあるます。

これは、私が楽器屋で働いていたときに経験済みなので仕方の無いことと思いつつ、やるせないですね。

個人経営店

ここはあえてデメリットから上げると、人手不足で修理が遅かったり、納車やパーツの取り寄せに時間がかかってしまうことなどがあります。

現代はスピード重視というか、せっかちか人が多いので、あまり好ましくない状態ですね。

小さな町のバイクショップだからと言い訳はきかないのがつらいところ・・・。

代わりに、店員が変わらないので、信頼関係を継続しやすいし、細かいことも気軽にじっくり相談できることがメリットになってきます。

地域に密着したツーリング仲間を募ったり、親しみやすさがある面倒見のよさが発揮できればなお繁盛するのではないでしょうか?

特にツーリング初心者さんなんかは、気のいい仲間が見つからないと不安なので、そんな場所を提供できるといいですね。

古物商の許可証を取得すれば、中古バイクを買取したり、下取りしたりも出来るので売り上げを上げられる場合もあります。

バイク屋の兄ちゃんではなく経営者を目指す

バイク屋の兄ちゃんではなく経営者を目指す

起業してから10年後の会社の生存率は10%だと良く聞きます。

夢を持ってバイク屋を個人で経営しようとしているあなたには、不吉な事を言わないでと怒られそうですが、現実です。

生存率が10%という事は90%は倒産してしまったという事。

なんとか10%に入り込み、生き残る為重要なこととは何でしょうか?

スペシャリストと経営者は違う

バイクが好き、ツーリングが好き、バイクをいじっているのが何と言っても至福の時間。

だからバイク屋を開業して、バイクのプロ、スペシャリストとして生きていきたい。

意気込みは充分にわかるが、バイク屋を個人で経営して軌道に乗せていくという事は、バイクをいじる技術者のプロだけではなく経営のプロになる必要があるという事。

バイクは整備はプロ、しかし経営は初心者では、ダメだという事。

ここがなかなか難しいのかも知れませんね。

私の経験ですが、とある焼肉屋さんのオーナーが何故かもつ鍋のネットショップをやりたいと言い出しました。

私は、惣菜関連のネットショップの店長経験があったので、知り合いの紹介を経てその焼肉屋さんのネットショップを手伝うこととなりました。

生産工場も借りて、ホームページを外注でつくり、梱包の化粧箱のデザインまで凝った素晴らしいものが出来ていざオープン。

実際、稼動してみると思ったより売り上げは上がらない。

私は、惣菜関連のネットショップの会社では決算にも携わっていたので、その経験を元にお肉屋さんのネットショップの簡単な帳簿をつけ始めました。

もつ鍋のネットショップを三ヶ月くらい運営した結果、どんなに頑張って生産して、沢山注文が取れたとしても、利益が出ないことが判明しました。

事業計画がそもそも甘かったというか、原価計算すらきちんとしておらず、まさにネットショップをオープンすれば儲かりそうだというイメージだけで走った結果でした。

忘れてしまいがちな損益分岐点

お肉屋さんの問題点は、社長のお肉へのこだわりが強く、楽天市場などで売られているもつ鍋に価格で負けてしまうこと。

もつ鍋のスープつくりにみ、社長のこだわりが強く、生産時間に対して、競合他社との価格に合わせると採算が取れないこと。

などなど、数え上げるときりが無くなるのでやめておきますが、それはそれはずさんな事業計画だったといわざるを得ない。

さて、バイク屋を個人で経営する場合は?

家賃に始まり、水道光熱費、仕入れ代金、宣伝広告費、人件費など必要な経費は沢山ありますね。

それに対して、日々いくらの売り上げがあればやっていけるのでしょうか?

私がお世話になった中で、一番成功している社長がよく言っていたのは、「決算は一年に一度じゃ足りない!」と言っていました。

私が、「月次決算ですか?」と聞くと、「いや日次決算だ!」と日々、いくら利益が出たかを記録していました。

バイク屋をオープンするにあたり、人件費はまずオーナーのみで大丈夫であれば最初は少なく、広告宣伝も費用対効果をよくよく見極める必要がありますね。

是非、バイクのスペシャリストだけでなく、経営のスペシャリストも目指していただきたいと思います。

バイク屋を個人で経営する時の注意点|おわりに

バイク屋を個人で経営する時の注意点|おわりに

あなたが、この記事にたどり着いたように、お客様はインターネットで情報を探す時代。

ちょっとした日常品ですら、安くていいものはないかとパソコンやスマホで探しますよね。

バイクを買おうと思ったときだって、さんざんネットで調べると思います。

飲食店を経営しようと思うなら、立地は非常に大事になってきますが、バイクはちょっと寄ってみようかと衝動買いする商品では無いですよね。

なので、お店の立地に関する条件を考えるより、ネットでの集客に力を入れて、家賃が安めなお店でバイク屋を始めるのがいいのでは。

その上で、特徴のあるお店のホームページを作るのは需要ですし、他の業者に負けないよう、どのようなお客様をターゲットにするかが鍵になってくるのでは。

街で評判のいいバイク屋さんが始めれられることを祈っています。

最後までご覧頂き有難うございます。

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