もくじ
管理人yutakaです。
アベノミクスが上手く行っているのかどうかは私にはよくわかりません。
しかし、消費税が10%にあがり、家計を圧迫し、デフレなのに、つい安いものに目が行ってしまう。
子供の教育費は変えられないと頑張って塾代を捻出しているが、残業代も減ってきたし、奥さんに「パートの時間を増やして」とも言い出しづらい。
そんなご家庭が増えているのか、学習塾の廃業率も年々上昇ぎみである。
脱サラして、学習塾を経営している私の友人S君の学習塾は儲かっているとは言えないが資金繰りに困ることも無く続いている。
S君については下記記事をご覧ください。
果たして、脱サラして学習塾を開業してみて、廃業してしまわないか心配だ、どれくらいの確率で廃業してしまうのだろう?
学習塾に限らず、脱サラして事業を開業する以上、廃業のリスクはある。
脱サラについての悩みは下記記事も参考にしてください。
事業を継続していくには、「ヒト・モノ・カネ」の循環や資金の関すること、集客など個人で学習塾を経営していくには勉強の毎日だろう。
この記事では、学習塾を経営していくに当たり、廃業率の問題から私の友人S君から聞いたポイントをまとめておきたいと思います。
中小学習塾が廃業してしまう理由
経営する学習塾が廃業する理由は、経営が成り立たないか、経営者が高齢でやめてしまうかが考えられると思います。
私の通っていた個人の整形外科医院は流行っていて、近所の高齢者の憩いの場となっていたのに、跡継ぎ不在で閉院してしまった。
景気が悪いからとか、学習塾を廃業せざるを得ない理由は挙げればきりが無いだろう。
しかし、経営者自身がご高齢で廃業する以外の理由での学習塾の廃業は出来るだけ避けたい。
学習塾廃業率上昇の原因|少子化の問題
総務省統計局の人口推計を見ると、15歳未満の子どもの数は37年連続で減少している。
2018年は1533万人で前年より17万人減っています。
子供の人口が減っていくという事は、学習塾の経営者の立場からするとお客様のパイが減るという事。
学習塾の廃業率が上がってしまう原因のいち要因であることは間違いない。
しかし、では、自分の地域にいらっしゃるお子さん全員を自分の学習塾で面倒見れるかというと、そんなことは非現実的であり不可能。
では、何故廃業率は増加するのだろうか?
少子化の問題は全体のパイの問題としては避けられないとしても、他にも要因があるのではないでしょうか?
学習塾に限らず中小企業の廃業率増加の現実…
中小企業庁のホームページにある1.開業後の事業存続と倒産の動向で廃業率を調べてみてみると、個人事業主の廃業率は1年で37.7%、3年で62.4%が廃業とあった。
製造業に限ってですが、会社に関しては1年で2割が倒産、10年後生き残れる企業は36%だそうです。
私は転職経験が多く、仕事に飽きっぽいからと家族にはレッテルを貼られているようですが、事業縮小や倒産でやむなく転職せざるを得ない状況もありました。
逆にいうと、どんな業種であれ生き残っている事業主や会社も存在している。
夢を持って学習塾を開業するのは簡単ですが、廃業してしまって家族を悲しませる結果を招く可能性もあることを、この廃業率から頭に入れておく必要がありますね。
教育関連業者の倒産件数の推移
帝国データバンクによると、2018年の教育関連業者の倒産件数は8月時点で65件あるようです。
前年同時期(2017年1~8月)の57件を上回っていて、このままのペースで推移すると、2018年の一年間では過去最多の100件前後になる見込みがあります。
この数字は日本全体の数字なので、少子化の影響は否めないですね。
しかし、学習塾の廃業について、私は少子化の問題だけでは無く日本経済状況の今を反映している気がしてなりません。
親御さんの中には例え家計が赤字になってでも教育費を抑えてたくないとう教育熱心な方もいることでしょう。
しかし、残業代が減り、あてにしていたボーナスもカットとなれば、食費や住宅ローンの返済など切り詰められない生活費もある。
それらから比べると塾代を切り詰めるご家庭が増えても仕方無いと思います。
学習塾が廃業しない為の経営の課題とは?
実は私は、学習塾にはあまり縁が無かった。
まわりの友達はこぞってどこかの学習塾に通っていたので、友達に誘われて学習塾に通ったことがあります。
しかし、三ヶ月と続かなかった。
中小学習塾の経営が難しい理由
学力向上のための学習塾と有名校への進学を目的とした塾があると思うが、私が通ったのは学力向上のための学習塾。
親も、別段教育熱心では無かったし、私も有名中学を受験するつもりも無かったので友達に誘われたから程度の軽い気持ちだった。
学習塾に行ってみて分かったことは「つまらない」の一言。
私のような子供は学習塾は要らないという事なってしまうが、通って得るものがあれば私も辞めはしなかったと思う。
私は、学校に行けば分かることを何故お金を払ってわざわざ学習塾に通うのか?
というのが本音。
学習塾が廃業してしまわない為には、生徒が必要。
生徒が集まる為には「生徒の学力を上げること」。
学力を上げるには勉強時間の確保や、楽しんで学習を続ける習慣など、学校では教えきれない内容を学習塾で補填するのでは?
保護者が学習塾に求めるものは学力や成績の向上。
学習塾がお金を頂いて生徒を指導するという事は、その生徒さんがどうしたら学力や成績が向上するかを指導すること。
学習塾の経営には塾長の人柄の問題や、講師の実力や教え方、宣伝の仕方なども絡んでくると思います。
経営する学習塾が、廃業に追い込まれないようにするには日々精進あるのみですね。
学習塾業界の現状と生き残り戦略
営業会社であれば、廃業に追い込まれない為には数字を上げること。
飲食店であれば、食中毒を出さないことや集客や接客など経営を安定させるには様々なポイントがありますね。
学習塾を経営して、廃業に追いやられない為には、生徒さん集めに注力し、生徒さんの学力・成績アップにどれだけ貢献できるか。
私の友人S君にこれまで続けてこれた理由を聞いてみた。
生徒さんが大きく増えた時期があり、その時の要因を思い出してもらうと、生徒さんと保護者の方たちの満足度を高めることが出来たことだったと思うとの事。
成績アップはもちろん、生徒さん・保護者の方たちの悩み相談にもいろいろと時間を使ったとのことです。
生徒さんや保護者の方々の悩みは多岐にわたっており、解決の手段は様々で、時間を惜しまずどうしたら役にたてるか日々考えたそうです。
その努力の結果、塾への満足度が高まってくると、そこから兄弟、友人の紹介などで入塾が増えてきたとのこと。
口コミによる好循環で、経営が上手行き始めたなと実感したそうです。
リアルな喜びの声を貰うと、生徒さん・保護者の方たちの為にもっと何かしていきたいと喜びが溢れてきて仕事のやりがいを感じ始めたとの事。
S君いわく「こんなに感謝される機会が多い仕事にたどりつけて幸せだよ。他の仕事ではなかなか味わえ無いじゃないかな?」との事。
人生の中で、多大な時間を使う仕事だから、満足のいく納得できる仕事に辿りつきたいものですね。
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私の脱サラしてアフィリエイトに関する記事は下記をご参考いただけると幸いです。
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