もくじ
管理人yutakaです。
サラリーマンを辞めたい。
今勤めている会社の先行きは不透明だし、満員電車の通勤にも疲れた。
人生100年時代といわれ始めたこれから先の人生を満足の行く、有意義に過ごす方法は無いか?
自分でビジネスを立ち上げるのはもう遅いのか?
子供の頃憧れた「先生」という言葉を思い出す。
今ならまだ、脱サラさらして事業を起こす気力も残っている。
私が一足先に脱サラして、アフィリエイトで生計を立てたいと頑張っています。
脱サラに関することは下記記事で紹介しています。
脱サラして塾の経営を始めてみようかと思っている方の参考になればと思い、私の友人S君の学習塾の経営経験の話を元にこの記事をまとめておきたいと思います。
S君については下記記事でも紹介しています。
学習塾の経営と単純に言っても、未来の日本を支える子供たちの力になる大事な仕事だと思います。
ただ儲かればいいというのではなく、やりがいやビジネスの価値を大事に出来る仕事なのではないでしょうか?
脱サラして塾経営|成功への課題
脱サラして独立開業といえばかっこいいが、成功すればいいものの失敗の可能性もある。
脱サラして塾を始めるにしても、選択肢としては、昔からあるそろばん塾、書道塾に始まり、公文式などが有名ですね。
最近では、プログラミング教室が急増しているようで、時代の変化を感じます。
この記事では学習塾を経営する場合についてまとめていきたいと思います。
生徒集めが最重要課題
どんなお店を経営するにしても、第一は集客となりますね。
お客様がいて始めて成り立つので、どうやって生徒を集めるかは力を注ぐべき最重要課題。
看板を見て入ってくる生徒さんはまず居ないでしょう。
インターネット・SNSを使って生徒を集める方法もあるし、チラシを作成して、地域にポスティングで歩くも良し。
新聞の折込にお金をかける方法もあるし、スーパーや銀行の掲示板にポスターを貼るのも一つの手ですね。
フリーペーパーに載せてもらうのも良い方法ではないでしょうか・
地域の小さな情報は意外とフリーペーパー頼りのところがあるので、主婦は良く見ていますよ。
生徒の合格実績が物をいう
生徒集めに関して、開業初年度は100%集客媒体の力に頼るしか無いですが、2年目以降は生徒の合格実績を最大限に利用できますね。
先生の指導力の腕が試される所なので、受験シーズンは学習塾の経営者にとっては気の休む日は無いでしょうね。
しかし、いくら合格実績が生徒集めに有効とはいえ、合格者数を水増ししたり、複数校合格した一人をダブルカウントして見せ掛けの数字を作るのはやめましょう。
私が、親だったら合格者数ではなく、合格率を気にしますね。
口コミや評判の力
これは、友人のS君の塾での話。
3人兄弟がいて、一番上のお子さんがS君の塾を気に入り、無事合格を勝ち取ったので、2番目のお子さんもお世話になりたいとやってきた。
3番目のお子さんは、受験準備にはまだ早い時期からお世話になりたいとなったそうです。
あとは、クラスの友達を誘ってくれる生徒がいたりと、地域での評判を勝ち取ることが出来れは、塾の成功も長続きするのではないでしょうか?
そこで、重要なのは実績だけでなく、先生の指導力や人柄ですよね。
こういった情報の口コミは早いので、良くも悪くも注意しましょう。
個人で学習塾を経営する危険性
脱サラして塾の先生としてアルバイトからはじめるというのも、塾を個人で経営し始めるリスクを減らせるのではないでしょうか。
個人で学習塾を経営し始める場合は、先生としての指導力の他に、経営者としての実力も為されますよね。
指導者としての講師像と経営者としての自覚
教室の場所を選び、改装をしてようやく学習塾オープンにこぎつけた。
生徒さん集めにも成功して、目標の人数に達することが出来た。
日々、生徒さんと接することにも慣れてきたし、一度目の受験シーズンも乗り越えられた!
自分の起業・独立も、上手く行っていると喜んでいるのもつかのま、思わぬクレームが親御さんから入ったとか、塾をやめてしまう生徒さんの理由が判らないとか。
逆に、生徒が集まりすぎて、先生を増やしたいけど、自分が教えることには問題ないが先生を面接したことも無いし、どんな先生を選べばいいか判らない。
収支を計算し、経営資源である「ヒト・モノ・カネ」を上手くまわせる能力も問われてくる経営者としての自覚と能力向上も大事ではないでしょうか?
フランチャイズに加盟するという選択肢
フランチャイズというと、セブンイレブンの問題が取りざたされていますが、事業を軌道に乗せるには有効な手段なので、塾の経営でも検討の余地ありです。
脱サラして塾を経営しようとするとき、昔ながらの参考書を使い紙の宿題を思い浮かべる方も多いと思います。
しかし、今はペーパーレス、キャッシュレスの時代となり、見直すべき点が多いです。
コピーや印刷物の用紙代やトナー代も経営を圧迫する経費としてはバカになりません。
私は50代ですがブログをやっているので、ITリテラシーは低い方では無いと自分では思っています。
しかし、これから脱サラして塾を経営しようとしている方の中には、パソコンはちょっと・・・という方も少なくないのではないでしょうか?
フランチャイズ加盟での塾の中には、パソコンやインターネットを駆使しいて授業を行うものもあります。
これからの時代を考えると、生徒の指導から経営、そしてパソコンやインターネットのことまですべて独学で行うより、フランチャイズに加盟して教えてもらうのも一つの手ですね。
脱サラして学習塾の経営が他業種より良いと思う点
脱サラして個人で開業して経営を始める際に、いろいろな業界を調べると思います。
起業や独立というと、どうしても、自分の趣味や好きな事を優先させてしまうのは仕方の無いこと。
ここでは、学習塾が他の業界で経営を始めるより良いと思う点をまとめておきます。
仕入れコストで差が出にくい
例えば個人でラーメン屋さんから独立し起業を始めるのと、フランチャイズに加盟して開業するのでは仕入れコストは全然違う。
ところが、塾の経営の場合には在庫の仕入れなどほとんど無いので、他の業界より優位に立てるのではないでしょうか?
アパレルだど流行を逃すと必ず不良在庫になるし、食材には賞味期限が必ずありますね。
そういったことへの管理業務が少ないことも塾経営のメリットとなります。
店舗設備のよしあしで経営に差が出にくい
経営したい塾の規模によりますが、まずは個人で脱サラして塾を開業するのであれば自分ひとりで始めるでしょう。
そのとき、自分が面倒を見れる精一杯の机を確保できる部屋があれば十分でしょう。
喫茶店を開業するのであれば、自分の店舗にはチェーン店では無い様なかわいいテーブルやこだわりのコーヒーカップなど、店舗設備にこだわればきりがありません。
また、そういったところでライバルと差が出てしまうので店舗の設備は重要と言えるでしょう。
学習塾の場合はせいぜい掃除を怠らないようにした方がいいくらいですね。
経営において注力する部分が少ない
塾経営の本質と言える部分ですが、生徒に教えるという形の無いものが商品といえる学習塾。
逆にいえば、そこさえクリアできれば成功と言えるしょうか。
飲食店であれば料理はおいしくてあたりまえで、味はもちろん、今は健康にいいとかインスタ栄えするとか最近はご要望が多いですよね。
新商品が評判が良くても、さらに接客のよさも求められるので、スタッフの対応を教育したり、常に利益を上げるために戦っている感じ。
それに比べ、学習塾でしたら一度地域の評判を掴んでしまえば、そんなにその城は崩れにくいのではないでしょうか?
脱サラして塾経営で失敗しないために
友人のS君は学習塾の経営を始めてかれこれ5年になります。
なんとかやってこれていますが、学習塾を経営するにあたり重要な事を話してくれました。
これから学習塾を始めるのであれば一番重要なのは立地では無いかと思う、との事。
これには2つの要素があり運によるところもあるので最初から狙って叶えられることではないのですが。
学習塾に立地が重要な理由1
s君の塾に通ってくる生徒の殆どが、徒歩か自転車で自分で通ってくるようです。
よっぽどの進学塾でない限り、親御さんが車で送り迎えはしないとの事。
中学受験を控えた娘を持つ私の親友は、仕事出がけに「パパ!今日は帰りに○○チャンのお迎えよ!」と言われるのがつらいと話していましたが・・・。
歩きか自転車で通える塾を選ぶというのが、親御さんが学習塾を選ぶ際の重要事項になっているようですね。
今は共働きの家庭も多く、学校が終わってからお子さんが塾に行っているという安心感も授業料のうちなのでしょう。
学習塾に立地が重要な理由2
競合する塾が少ない方が良い。
これはどんな商売でも当てはまる事で、自分が学習塾を開業跡に大手の塾が近所に参入してきたりしたら目も当てられないので、運の要素も否めません。
逆に、今流行っている塾のある地域にわざわざ乗り込む必要は無いということ。
自宅から近くて、子供が多くて学習塾が少ない地域が見つかったときには、これは学習塾で脱サラできる条件が整ったと思い切るチャンスですよ。
一度しかない人生、後悔の無いように頑張りましょう。
最後までご覧頂き有難うございます。
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