塾経営者の年収はいくらくらい?50代からの脱サラ開業の道

塾経営者の年収はいくらくらい?50代からの独立開業の道 脱サラ

管理人yutakaです。

年功序列や終身雇用制度の崩壊など、日本の企業の雇用や賃金のありかたが変わってきている。

2019年はトヨタの社長が終身雇用は難しいと述べて話題となった。

サラリーマンという働き方に疑問を持たざるを得ない状況になりつつある。

私はアフィリエイトに興味を抱き、脱サラしてアフィリエイトで生計を立てるべく毎日奮闘している。

アフィリエイト・脱サラに関しては下記記事も参考にご覧ください。

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サラリーマンを続けることへの疑問から、脱サラしてもともと興味のあった教育の世界へ足を踏み入れようと考える方もいるかも知れない。

学習塾に関しては、下記テーマでも紹介してあります。

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この記事では、学習塾を経営した場合、年収がいくらくらいになるのか、友達の学習塾経営者のS君の話を元にまとめてみたいと思います。

塾経営者の年収はいくらくらい?

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脱サラして、個人事業主を始める時に年収1,000万は行かないとやる意味無いねと話していたことがある。

私の友人S君はまだそこには到達していないが、やはりひとつの目標にはなるだろう。

塾開業当初の年収

S君の話によると、塾開業初年度は年収と呼べるものは無く、赤字で終わったとの事。

生徒の数が、経費とのバランスの中で間に合わず、自分の給料は出なかったと振り返っています。

家賃・水道光熱費・宣伝広告費などの、固定費をまかなうのに必要な生徒数は必然的に決まってくるもの。

初年度は実績が無いので、手当たり次第にチラシくばりやら、インターネット広告など、様々な媒体で宣伝してみた。

結果はとんとんではなく赤字。

この状態をいつまで続けられるかな?と不安にもなったが、塾を経営し始めてしっまたので後には引けない。

とことんまでやり続けるしか無いので頑張ったそうです。

S君は異業種からの塾経営の道だったので、手探りの状態が続きましたが、塾での職務経験があれば話は違うのではないでしょうか。

また、S君は自宅から車で40分ほど掛かる場所に塾を構えました。

とても地元と言える立地ではありません。

地元で塾を経営したほうが良かったんじゃないかと聞いたとき、物件探しのときの運があるんじゃないかと言っていました。

自分が目指す塾経営の規模感に合った物件が必ずしも、地元で見つかるとも限りません。

今となっては、受験シーズンだけでも塾の近くにアパートを借りようかなと検討しているようです。

塾が軌道に乗ってきたときの注意点

塾を経営し始めて2~3年もすると生徒さんも増えてきて、近所の評判も良くなってきて年収も400万を超えるようになったとS君は言っています。

何だ、脱サラして塾を開業するってあんまりうまみは無いのかと思われるかも知れませんが、ここからが勝負どころ。

経営の規模をどこへ持っていくかで、年収は大きく変わるし注意が必要なところではないでしょうか?

拡大路線へ舵をきるか、身の丈を崩さず、たんたんと続けるか。

らーめん屋の友人に聞いたことがあるのが、お客さんが増えたからといってむやみに拡大すると酷い目に合うとの事。

繁盛してきたらーめん屋さんが、席数の多い店舗へ移転、または2店舗目を出して失敗することがあるとの事。

その原因の一番は味が変わることだそうです。

塾の経営に当てはめると、席数を増やすために引越しをしたり、2つ目の教室を開くことになります。

当然、先生も雇わなければならないし、自分が現場でなく管理者として経営をまわさなければならなくなります。

フランチャイズの飲食店のように、仕入れルートやオペレーションのマニュアルがきちんと決まっていれば問題無いでしょう。

しかし、自分が育ててきた塾を自分の年収アップの目的だけ見て拡大するのは安易かも知れませんね。

先生を雇えば指導方法のレクチャーもあれば、目の届く生徒さんの数も限られてくる。

塾の経営も軌道に乗ってきたときがひとつの分岐点かも知れません。

個人塾を開業するかフランチャイズ経営か

個人塾を開業するかフランチャイズ経営か

脱サラして塾を経営しようと思い立ったときに、個人で塾を開業するかフランチャイズでの塾の経営を選ぶという選択肢もあります。

年収を上げて行きたいという目標もあわせてそれぞれの特徴を見て行きましょう。

個人で学習塾を開業する場合

自分に確固たる教育方針があり、他ではまねできないという自信があるならばフランチャイズでは無く個人経営の塾を開業するしかないですね。

オンリーワンなので、経営が軌道に乗ったときには独自の指導方法をカリキュラムにして、店舗展開も可能でしょう。

更に自分の会社がフランチャイズの本部として活躍する可能性も見えてくるでしょう。

フランチャイズ経営の魅力

世界で一番初めにフランチャイズを始めたのはケンタッキーフライドチキンだそうです。

日本ではダスキンや不二家が1960年代にフランチャイズを始めましたが、現代ではコンビニがフランチャイズの代表格となっていますね。

コンビニのフランチャイズに関しては昨今、労働時間や本部の意向の問題が話題になっていてあまり良いイメージがありませんが塾あどうでしょうか?

私の友人S君はフランチャイズ加盟での塾経営です。

コンビニやらーめん屋を一からフランチャイズで始めるのと比べると初期費用はかなり抑えられたといいます。

しかも、生徒集めや生徒指導のカリキュラムの充実度合いなど、とても一人では乗り切れなかったと思うといっています。

フランチャイズの塾も今は何社もあるので、加盟金やロイヤリティの問題から、アフターフォローまで、充分比較検討する必要がありますね。

オーナー経営者として更に上を目指す

オーナー経営者として更に上を目指す

脱サラして塾の経営を始めたとき、目先の年収も気になるがせっかく経営者になったのだからどこまでいけるか試したいという気持ちも沸いて来る。

少子化といわれる日本ですが、学習塾業界の展望はどうなのでしょうか?

店舗展開して売り上げを伸ばす

塾経営者のS君いわく、「少子化といわれるけど、うちの生徒さんは共働きのご家庭がほとんどで放課後の居場所としての役割も大きい」との事。

塾に行かせるのは学歴社会の表れで、学校の成績を上げて少しでもいい大学への進学を目指しているご家庭もまだま多いでしょう。

しかし、S君の塾では逆も多いそうで、大学どころではない、高校も危ういので何とかして欲しいという親御さんも多いそうです。

50代の私には子供がいませんが、ゲームやスマホの流行を見ると私達が子供の頃と今の子供たちの生活は全然違うのでしょう。

そうい意味では、上手くニーズを掴むことが出来れば、特色のある塾の経営で多店舗展開も夢では無いでしょう。

塾の経営で株式上場を目指す

私の知り合いの社長で、株式上場の経験のある社長がいます。

その方に、会社を経営する以上、株式上場させるかさせないかは別として上場できるような経営体制にするのはひとつの目標になると教わりました。

私は、個人的には上場企業の社長になりたいとは思いませんが、経営者として会社を維持・発展させることを考えると上場はひとつの指標。

少子化が国の問題とされている昨今、政府が教育費の無償化を進めるなか、受験戦争の過熱・教育熱は高まってきているようです。

ソニー生命が発表した「子どもの教育資金に関する調査2019」によると、塾などの学校外教育費は年々増加しており、平均支出金額は月15,170円だそうです。

まだまだ、経営方針次第では、自分の収入なんて気にならないくらい事業拡大できる可能性もありますね。

塾経営者の年収はいくらくらい?おわりに

塾経営者の年収はいくらくらい?おわりに

FCで塾を開業するにも、個人で学習塾を開業するにも、起業セミナーに参加したり経験者のオーナーの話を聞いたりする準備は必要です。

個別指導を売りにするのか、受験戦争に打ち勝つ方法に長けているのか塾の方向性を考えるのも大切ですね。

関連するサイトの記事を読んだり、関連する書籍に目を通すのも準備段階としては大事な事。

志を持って脱サラして夢を追うのだから、いち経営者として、地域の生徒さんたちの役に立てる塾を運営できるよう頑張りましょう。

最後までご覧頂き有難うございます。

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