ペンションの経営に資格は必要?開業前に押さえておきたい3つの事

脱サラ

管理人yutuakaです。

私は、50歳を迎えるまでにいろいろな職業を転々としてきた。

傍から見ると転職癖がついてしまっているようにも見えていると思う。

しかし、その時その時、最善を尽くしての職業選択の決断だったと自分では後悔はしていない。

30代の半ばでは、会社を起こした事もあります。(現在は倒産しています。)

いろいろな職業を経験してきた中で、人に使われるのが苦手だという事だけは明確に分かっている。

単にわがままだという意見もあるかも知れないが、本当の事なので仕方がない。

あなたも、脱サラし独立して一国一城の主としてペンションを経営してみたいと思い立ってこの記事にたどり着いたのだと思う。

我慢してサラリーマンを続けるべきか、脱サラしようか本気で悩んでいるかもしれない。

家族をお持ちであれば、なおさら悩みは深いでしょう。

脱サラについての私の意見を書きにまとめてありますので、参考にしてください。

アフィリエイトで脱サラ?50代男性の夢

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脱サラには勇気が必要?50代からの挑戦

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脱サラするにあたり、ペンション経営を考えてる方への記事は下記になります。

脱サラでペンション経営に失敗|経験者の友人に学んだこと

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ペンション経営は苦労がいっぱい?開業前に知っておきたい2つの現実

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この記事では、私がホテル業界で勤務していたときに、所属していた会社がホテルを買収したときの経験をまとめておきたいと思います。

ペンションを開業・経営する際に必要な資格や許可に関することいついて役に立つと思います。

私は、食品衛生責任者として新規の飲食店をオープンさせて経験があったので、買収したホテルでの許認可関連の手続きを任されました。

本当は、ホテルの支配人になる方の仕事なのですが、抜擢された支配人は資格・許認可関連については経験も無くギブアップしてしまいました。

営業中のホテルを買収したのですが、ほとんどの資格・許可関連を名義変更したので新規にペンションを始めるときと変わらないと思います。

結構、提出する書類は審査が厳しくボリュームのあるものになるので覚悟が必要ですよ。

どんな商売でも独立する最初の苦労は大なり小なりありますが、ペンション経営でも同じこと。

苦労を楽しんで乗り越えるのが経営と言うものかも知れませんね。

ペンションの経営に資格は必要?

ペンションの経営に資格は必要?

一国一城の主といえばかっこいいのですが、ペンション経営ではやらなければいけないことが山のようにあります。

しかも、それは開業までこぎつけられてからの本番での話。

ペンションを経営するにしても開業できなければ絵に描いたもち、夢物語になってしまいます。

ペンションを開業するに当たり、弁護士や医師になるような難関の資格は必要ありませんが、最低限「食品衛生責任者」などの資格が必要です。

資格を持っている人材を雇うという方法もあるので、焦らず頑張りましょう。

ペンション経営の資格1「旅館業営業許可申請」

ペンション開業の「旅館業営業許可申請」関連

ペンションを経営するに当たり、必要な資格の筆頭としてはまず、旅館業を開業するので、管轄の保健所で「旅館業許可証」を取得する必要がありますね。

これは、資格というよりかは許可証なので、必要な書類をそろえて保健所に提出し、保健所の職員の方に施設を調査してもらいます。

問題があれば改善すれば許可証は交付されるので、何かの資格試験を受けるのとは違いますが、なんとなく緊張しますね。

「旅館業許可証」を取得するするに当たり準備が必要な書類には下記のような物がありました。

① 旅館業営業許可の申請書

② 構造設備の概要について

③ 付近の見取り図や、平面図、設備図、照明器具図、配置図等の図面

④ 消防法令の適合通知書

私は、東京の事務所から静岡県の保健所の職員の方とやり取りをしていたので、書類の精査に関してはPDFにしてメールでやり取りさせていただきました。

施設の飲料水が井戸水の場合は、最寄の水質検査機関で井戸水の水質検査を依頼し、結果の「水質試験検査報告書」も一緒に提出する必要があります。

④の「消防法令の適合通知書」に関しては、最寄の消防署に連絡して、ペンションの調査をしてもらう必要があります。

私が許認可を担当したホテルは、温泉を使用した上で、大浴場があったので、上記以外に「公衆浴場営業許可証」「温泉利用許可証」の二つを許可していただく必要がありました。

経営しようとするペンションの規模や経営スタイルにより必要な資格や許可証は若干変わってくると思います。

保健所に提出する書類は結構膨大になり、気が遠くなりそうでしたがオープンは決まっているの乗り切らなければなりません。

その他、ペンションを経営するにあたり、保険の加入も重要ですよ。

ペンションのの火災や備品の破損等に備えての「総合火災保険」や、「旅館賠償責任保険」加入も必須です。

ペンション経営の資格2「飲食店営業許可申請」

ペンション開業の「飲食店営業許可申請」関連

ペンションで食事を出す場合は「食品衛生管理者」の資格が必ず必要となってきます。

オーナー自らが「食品衛生管理者」になるには「食品衛生責任者養成講習会」を受講すると資格が取れるので、オープンまでに最寄の保健所で講習日を確認して、受講してください。

費用は10,000円程度で、「食品衛生責任者養成講習会」を受講すると必ず取得できます。

但し、オープンが決まっている場合は、早めに済ませることをお勧めします。

「食品衛生責任者養成講習会」は、毎日行われているものでは無いので、自分のスケジュールもかんがみて、手遅れにならないよう気をつけてください。

私は、前職で会社の指示で取得しましたが、食中毒に対する知識は講習を受ける前はだいぶ甘い考えがあったことがわかり、とても為になった記憶があります。

お客様のお口に入るものを提供するので、食中毒は甘く見てはいけません。

食中毒事故を発生させてしまったら、営業停止だけで無く、その後の人生に大きな影響を与えかねないので。

ペンション経営の資格3「開業届け」

ペンション開業の「開業届け」関連

経理に強い方ならペンション経営の帳簿程度でしたら自分で大丈夫という方もいらっしゃると思います。

青色申告するなら、税務署へ開業届けを提出が必要となるのでお忘れなく。

そして、実際の経理ですが私が宿泊業で勤めた経験からすると、ペンションの経営をやりながら帳簿をつけて申告書をまとめる余裕は無いと思います。

心置きなく相談できる会計事務所を見つけて、経理をお任せする事をおすすめします。

営業前のリフォーム費用なども含め、何がどんな経費と認められるかは専門家にお任せした方がいいですよ。

ペンションの経営に資格は必要?まとめ

ペンションの経営に資格は必要?まとめ

ペンションの殆どが観光地にあると思うので、最後に観光組合についてまとめておきたいと思います。

マンションの管理組合などもそうですが、寄り合いが好きな方って必ずいらっしゃいますよね。

仕切りやというか、まとめたがるというか。

入って見なければ実情は分かりませんが、必ず入る必要が無いのであれば慎重になったほうが良さそうですよ。

私の勤務したホテルでは、観光組合には入らず、独立独歩でしたが、最寄の駅にお迎えのバスを出す関係上、駅前の駐車スペースの確保に関わる組合には顔を出していました。

観光協会とか、観光組合ありますが、メリット・デメリットがあると思いますので、なあなあでは無く、しっかり理念を持って取り組みたいところですね。

ペンション経営に必要な資格は、さまざまな苦難を乗り越える気力と、お客様第一精神と笑顔ではないでしょうか?

最後までご覧頂きありがとうございます。

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